今回も、ダーリンの辞書シリーズです。
私はフランス人と国際結婚をしましたが
結婚を決めた時には
「フランスに骨を埋める」覚悟をしました。
それとともに
「簡単には日本に帰られない」ことも覚悟しました。
多分、国際結婚をされた方々は大なり小なり
骨を埋める場所を意識するのではないでしょうか。
また、縁起でもないことではありますが
「親の死に目」には会えないのではないかとも
考えたりしますよね?(私だけでしょうか)
結婚した頃は、ワタクシは学生でしたし
ダーリンも、しがない公務員。
二人で日本へ里帰りするなんてすぐには無理でした。
それでも
「2年に1度くらいは帰りたい」
とひそかに願っていたわけです。
日本では妻が一人で、または子供を連れて里帰りすることは
よくあることだし
「二人では無理だけど、一人だったら可能よね!」
と思い、
ともみ:「ねぇ、たとえば、たまには
私一人で日本へ帰ってもいいかなぁ...」
ダーリン:(真顔で、真剣に)「君が日本へ帰るなら
ぼくも一緒に行くに決まってるじゃん。」(きっぱり)
ともみ:「えぇ!そっ!そうよねぇ...
私が日本へ帰るならあなたも来るに決まっているわよねぇ...」
会話はあっという間に終わりました。
ダーリンの辞書に
「妻が一人で里帰り」と言う文字はありません。
個人差があると思うので
一般的フランス人の考え方とは言えませんが
ダーリンにはすごく当たり前のことのようです。
日本では、結婚式などに招待する時には一人一人、個人を招待しますが
フランスでは、招待されたら配偶者も招待されたようなものです。
結婚してなくても、彼女や彼と一緒にやってきます。
カップルで1単位と言う感じです。
もちろん、同姓の友達だけで集まるような企画もありますが
一般的にはカップルで行動します。
たとえば私が参加しているボランティアの組織が
お礼と懇親会の意味を込めて食事会を催してくれますが
配偶者や同棲者(恋人でもいい)も一緒に招待されます。
ダーリンはともみの夫として
その中に受け入れられるわけです。
知らない人同士がテーブルを囲むことになります。
婚約した当時、ダーリンが私をつれて友達に会いに行く事が多く
ちょっと戸惑いました。
だって、私のまったく知らない人の所に突然お邪魔するんですよ。
ダーリンはそれまで一人でしていたことを
(まえの彼女としていたことかもしれない)
私と一緒にするくらいの気持ちなんでしょうね。
友達も当たり前のように受け入れてくれます。
こうして、婚約してから短期間で
ダーリンのお友達と知り合うことができました。
ダーリンの友達は私の友達で
私の友達もダーリンの友達という関係が成り立ちます。
日本へ帰っても、私一人で友達に会いに行くことはありません。
必ず、ダーリンもついて来ます。
私が友達に会うのなら、ダーリンも会うに決まってますから...
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